仕事

好待遇確約のはずの公務員に転職しながらストレス障害で休職した体験記

ストレス障害休職中の生活・療養

よくなる方法はただひとつ

心療内科の医師からは、薬の処方箋と療養方法をレクチャーしていただきました。

よくなる方法はただひとつ『やりたいことをやる』。これだけでした。

昼間からブラブラしてようが、それが療養なんだそうです。

ちょっと、にわかにはうけ入れがたいですよね。

 

でも、好きなことをして心を癒すのが一番効果的なんだそうです。

 

 

やりたいことをやってみると・・・

苦しい仕事から解放されて、毎日お休みが続いて、やりたいことをやっていいよといわれて、正直、嬉しく思いました。

心の病気にかかってるという負い目を感じないわけではありませんが、

それに勝る開放感を味わう自分がいたのです。

そして、思いつく『やりたいこと』をどんどんやりました。

特に、何年も会ってない友人との再会は心踊るひとときでした。

県外の仲が良かった友人を訪ねたり、イベントに参加したり。

まるで失った時間を取り戻すかのように、精力的に活動するのでした。
やりたいこと
ところが、それは長くは続きませんでした。

ある日を境に、全く何もする気がなくなってしまったのです。

一日じゅう布団に潜り込んだ生活。

布団から出るのはトイレのときだけ。

食事もとったりとらなかったり。

食欲は全くないんですが、ヨメに促されて仕方なく食べるって感じです。

風呂も入ったり入らなかったり。

感情がプラスにもマイナスにも働かず、『ただそこにあるだけの存在』になった感じです。

寝る
そして、何もやる気にならない。何もしない。

布団の中で睡眠と覚醒(目が覚めてる状態)を、ただ繰り返すだけでした。

あとから思うと、ウキウキと活動したときに残されたパワーを使い切っちゃったのかもしれませんね。

 

 

休職して意外な事実を知る

そんな状態の私ですが、何人かの同僚や上司が心配して連絡をくれたことがありました。

私としてはそっとしておいて欲しかったのですが、話を断る気力すらなく、

誘われるままに話をしたのですが、そこで意外な事実に気づかされました。

私が知らなかっただけで、カウンセリングをうけたり心療内科にかかったりしてる人は他にも相当数いたのです。

 

キビキビ仕事をこなしてた上司も、「実はオレもなぁ」なんて話してくれました。

また、エリートコースを邁進する同僚も一時期追い込まれて心療内科にかかり、

職場のサポートをうけていたことを打ち明けてくれました。

その他にも、職場の知人で心の病気を経験した人が何人も連絡をくれて、

アドバイスしてくれました。

 

休職した人は否応でも分かっちゃってたんですよね。こなくなるので。

でも、休職にいたらないまでも心の病気で苦しんでる人がこんなにいるなんて

はじめて気づいたし、驚きでした。

 

そんなこんなで、完全ガス欠状態で時間だけが過ぎていく毎日でした。

 

 

療養中の生活

ですが、時とともに、少しずつ、少しずつエネルギーも補充されてたみたいです。

完全ガス欠状態から3ヶ月ほどたったころから、自発的に行動できるようになってきました。

たとえば、ヨメにいわれなくてもご飯を食べる。

ヨメの買い物に付き合ってスーパーへいく。など。

スーパーへいく
おっくうで外出なんて全くする気になれなかった頃から比べると、すごい回復ですよね。

それからは、ヨメとランチを楽しんだり、家族でショッピングモールへ出かけたり、

少しずつですが、外出するようになりました。

ドライブ
ただ、やはり長時間の外出は疲れやすくて、普段より早めに帰ったり、

私だけ車で休んだりしてました。

 

 

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